去る9月24日(日)、名古屋国際会議場にて
第26回中部小動物臨床研究発表会が開催されました。

今回、長屋動物医療センターからは
2名の獣医師が発表者として登壇しました。

日暮 優也
「頚部脊髄腫瘍(髄膜腫)に対して摘出手術を行い
良好な経過を呈した犬の1症例」


〈会場での質疑応答〉

宮下 泰典
「環椎陥没骨折により神経症状を呈した猫に対し
手術を実施した1例」


〈発表中〉

当日はさまざまな疾患についての発表、
講師の先生を招いての教育講演があり、
大変充実した発表会となりました。

朝晩はだいぶ涼しくなり、秋の訪れを感じる季節になりましたね。

さて、今回はわんちゃんの里親募集のお知らせです。
飼い主様が亡くなられたため、ひとりぼっちになってしまったわんちゃんです。

犬種:ジャックラッセル・テリア(小型犬)
年齢:10歳
性別:オス(去勢手術はしていません。)

ワクチン:接種済
健康状態:良好
性格、特徴:人が大好きで聞き分けはいい方です。
      基本のしつけはできており、完全室内飼育でした。
      現在も室内飼育です。
引き渡し方法:飼育状況等について双方が納得できた上で相談
       (現在は長久手市にて飼育)

大切に飼われていましたが、飼い主様が亡くなられ居場所を失いました。
10歳なのでなかなか声がかかりません。
家族の一員として迎えていただける方を募集しています。

少しでもご興味を持たれた方は、仲介させていただきますので
長屋動物医療センターまでご連絡ください。(電話番号:052-802-1200)

8月に入り、各地でお祭りが開かれる季節になりました。
盆踊りや花火大会など、楽しみなイベントも多いことと思います。
天候よく楽しく過ごせるといいのですが
突然の雨や雷に困ってしまう場面も少なくないかもしれません。
人間にとってみれば打ち上げ花火は楽しいこと、
強い雨や雷は困ってしまうことですが、
状況が理解できないわんちゃんねこちゃんにとっては
どちらも「理由の分からない、怖い音と光」です。
特に外飼いの場合は脱走の危険性が非常に高くなります。
花火や雷の音が聞こえたら早めにおうちの中に入れて
安心させてあげてくださいね。

長屋動物医療センターは
お盆休み中も通常通り診察をしています。
(診察時間 9:00~12:00 16:00~20:00)
お困りのことがあれば、まずお電話にてご相談下さい。

6月になりました。
東海地方も梅雨入りしましたがまだ雨が降りませんね。

さて、活発に飛び回る蚊に悩まされる時期がやってきました。
人間も刺されればかゆくてたまらない蚊ですが、
わんちゃんの場合は犬フィラリア症という
命にかかわる病気にかかることがあります。

犬フィラリア症は蚊に刺されることよって
犬フィラリアという線虫が体内に入り、心臓に寄生する病気です。
犬フィラリアは体長30センチにもなる細長い虫なので、
心臓にたくさん取り付けば血液の流れを邪魔し、
咳、食欲がない、お腹に水がたまる、赤い尿が出る、
などの症状を引き起こすことになります。

犬フィラリア症もかかってから治療をするのではなく、
予防を第一に考えるべき病気です。
犬フィラリア症にかからないようにするには、
毎月一回の投薬が有効です。
通常は犬フィラリア症予防薬と言っていますが、
犬フィラリア自体が体に入らないようにする薬ではありません。
既に体の中に入ってしまった幼虫(ミクロフィラリア)を、
定期的に駆除し、成虫となって心臓に寄生しないようにする薬なのです。
投薬開始前の検査と、蚊がいなくなってからの最後の投薬、
忘れないようにしてくださいね。

長屋動物医療センターでは、
・1ヵ月に1回の内服薬 
(粉、錠剤、ジャーキーやクッキー型のチュアブルタイプの剤型があります)
・1ヵ月に1回背中にたらすスポットオンタイプ
を取り扱っています。

快適な生活のための寄生虫対策は、まず予防から!
お気軽にご相談ください。

蚊取り線香では不十分ですよ。毎月の投薬を忘れずに!

5月17日に名古屋城外堀で、「アリゲーターガー」が捕獲されました。
新聞やニュースで取り上げられたので、ご存知の方も多いと思います。
捕獲された個体は体長約1.4メートル、体重20キロ近くの大きいものでした。

アリゲーターガーは、
アリゲーター:ワニ目アリゲーター科の爬虫類の総称
ガー:北米・中米の淡水を生息域とするガー科の熱帯性肉食魚類
という名前の通り、ワニのような細長い口を持った北米原産の大型肉食魚、
つまり外来生物です。


(注:今回捕獲された個体ではありません。)

もともとはペット用に輸入された個体が捨てられたものとみられ、
在来種の魚を食い荒らすことが問題視されています。
来年には環境省から特定外来生物に指定される予定です。

しかし、外来種は大きくて凶暴な生物ばかりではありません。
身近にいる生き物でいえばアメリカザリガニや、
縁日で売っているミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)も
要注意外来生物に指定されています。

また日本にもともといる在来種であっても
地域が違えば遺伝情報などは少しずつ異なっています。
旅行先など離れた地域で捕まえた生き物を自宅近くで離すことも、
しないようにしてくださいね。

生き物を飼育する際は、必ず最後まで面倒を見ることが大切です。
そのためにも、飼いたいなと思ったら
まずその生き物のことを家族みんなで調べてみる、
そんなことから始めてみてはいかがでしょうか。

ゴールデンウィークも終わり、気温が上昇してきましたね。
紫外線は強いですが、心地よい陽気に誘われて
いろいろな場所へ出かけられる方も多いと思います。
しかし、暖かくなると活動的になるのは人間だけではありません。
そう、虫たちも一気に活動を始めるのです。

今月に入り、西日本で人間の患者さんの
「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」発症例、死亡例が
相次いで確認されました。
この病気はマダニにかまれることで発症するウイルス感染症です。
最善の予防法は、「マダニにかまれないようにすること」。
マダニは公園や河原の草むらなど思った以上に身近に生息しています。
足や腕などできる限り肌の露出を少なくすることを心がけてください。

そして、わんちゃんやねこちゃんも
マダニやノミで深刻な健康被害を受けることがあります。
マダニであれば大量寄生による貧血や犬バベシア症など、
ノミであればノミアレルギー性皮膚炎や
瓜実条虫(うりざねじょうちゅう)という消化管内寄生虫の媒介などです。
服や靴で皮膚をおおうことができないわんちゃんねこちゃんには、
定期的なマダニ・ノミ駆除薬の使用が効果的です。

長屋動物医療センターでは、
・1ヵ月に1回背中にたらすスポットオンタイプ、
・1回の内服で3ヶ月間効果が持続するチュアブルタイプ
などを取り扱っています。

快適な生活のための寄生虫対策は、まず予防から!
お気軽にご相談ください。

4月も下旬となりました。

4月29日から5月7日まで最長9連休!
という方もいらっしゃるかもしれませんが、
長屋動物医療センターは
ゴールデンウィーク中も通常通り診察をしています。
(診察時間 9:00~12:00 16:00~20:00)

ただし業者さんや検査センターはお休みの日が多いです。
処方食などは遅くなりますし、
検査は、種類により実施できないことも考えられます。
気になる点はお早めにご相談くださいね。

長いお休みですので、わんちゃんねこちゃんを
どこかに預けることもあるかもしれません。
また、かかりつけの動物病院さんがお休みで
初めて長屋動物医療センターを受診される方もいることと思います。

わんちゃんねこちゃんは自分で症状を話すことができません。
そのために、非常に重要となるのが「問診」です。
ワクチン接種はいつ頃どんな種類を打っているのか、
避妊・去勢手術はしているのか、
いつもどんなところにいて何を食べているのか・・・などなど。
動物病院を受診される場合は日頃の生活を含め、
状況をよく分かっている方が連れてこられることをおすすめします。
預ける場合にも、今までの予防歴や病歴、飲んでいるお薬など
できる限り多くの情報を一緒に渡すようにしましょう。

アクティブに過ごす方ものんびり過ごす方も
楽しいゴールデンウィークをお過ごしください。

先日、今年初めてツバメを見かけました。
今年の名古屋は桜がなかなか咲かないと
やきもきしていたのがつい先日のことのようですが、
季節は確実に移り変わっているんですね。
ツバメが飛んでいる姿を見ると、
木々の緑も一気に色濃く感じられるようになるのが不思議です。

春から夏にかけてのこの時期は、野鳥たちが子育てをする季節でもあります。
特にツバメは人間の近くに巣をかけるので、
ヒナたちの成長を楽しみに見守っている方も多いと思います。
巣立ちの時期を迎えたヒナたちは、
親鳥と一緒に行動し飛び方やエサの取り方を学んでいきます。

そんなヒナたちが「巣から落ちていたから保護した」と
動物病院に持ち込まれることが時々あります。
しかしほとんどの場合、飛び方練習中のヒナが地面に降りているだけなのです。
親鳥が近くにいて見守っていますので、
ヒナを保護せず静かにその場を離れるようにしましょう。

小さくか弱く見えるヒナも、野生動物です。
野生動物はいったん人の手で育てると野生復帰が非常に難しくなります。
保護したくなる気持ちをぐっとこらえて見守ってあげて下さいね。


 
日本野鳥の会の「野鳥の子そだて応援キャンペーン」ポスターはこちら

4月になりました。
名古屋はやっと桜が咲いたのにお天気がすっきりせず、
青空の下での桜鑑賞がなかなかできませんね。

今回は新しく長屋動物医療センターのスタッフとなった獣医師をご紹介します。
名前:小塚 友喜(コヅカ トモキ)
誕生日:5月19日
血液型:B型
出身地:名古屋市
出身大学:北海道の酪農学園大学
趣味:スポーツ観戦(野球、サッカー。サッカーは自分でもプレーします。)
身長:185㎝
似ている動物:テナガザル
ひとこと:動物たちとそのご家族のために、常に向上心を持って努力します。

小塚先生自ら似ていると言うテナガザルは、こんなお猿さんです。
実際に会えば「ああ、なるほど」と納得してしまうかも!?
(本人の写真は診察案内-獣医師紹介をご覧ください。)
どうぞよろしくお願い致します。

久しぶりの更新です。
4月が近づきそろそろ桜の季節、お花見に行かれる方も多いのではないでしょうか。
桜の下に大勢で集まってわいわいと過ごす時間も楽しいものですよね。
そんなときには焼き鳥やお花見団子など、いろいろな食べ物を準備することと思います。
しかし、この焼き鳥やお花見団子の「竹串」、わんちゃんには要注意なんです。

わんちゃんにとって、竹串があろうとなかろうとこれらはおいしい魅力的な食べ物。
人間が食べ終わった竹串だって、おいしそうなにおいをぷんぷんと漂わせています。
まさかと思われるかもしれませんがこれらの竹串、わんちゃんはそのまま飲み込んでしまいます。
この小さな身体でどうやって飲んだの?と思うような体格の小さいわんちゃんでも、
竹串を飲み込んで来院されることが実際にあるのです。
さらに、飼い主さんが飲み込んだことに気づいていないなど
かなり時間が経ってから調子を崩して来院され、検査をして初めて分かる場合もあります。
竹串が胃を突き抜けて他の臓器や皮膚の下にまで刺さっている、
という命にかかわる状況になっていることだってあります。

竹串は、レントゲン検査では写りませんがCT検査ならはっきりと確認することができます。
診断がついたら、状態に応じて内視鏡での摘出や開腹手術が必要となります。

わんちゃんもねこちゃんも、竹串に限らずいろいろなものを飲み込んでしまいます。
飲み込んでから慌てるのではなく、できる限り未然に防ぐようにしたいものですね。
その上で、今年の桜を楽しみましょう♪

「↓詳細を見る」をクリックすると、実際の症例CT画像等も見られます。

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