5月17日に名古屋城外堀で、「アリゲーターガー」が捕獲されました。
新聞やニュースで取り上げられたので、ご存知の方も多いと思います。
捕獲された個体は体長約1.4メートル、体重20キロ近くの大きいものでした。

アリゲーターガーは、
アリゲーター:ワニ目アリゲーター科の爬虫類の総称
ガー:北米・中米の淡水を生息域とするガー科の熱帯性肉食魚類
という名前の通り、ワニのような細長い口を持った北米原産の大型肉食魚、
つまり外来生物です。


(注:今回捕獲された個体ではありません。)

もともとはペット用に輸入された個体が捨てられたものとみられ、
在来種の魚を食い荒らすことが問題視されています。
来年には環境省から特定外来生物に指定される予定です。

しかし、外来種は大きくて凶暴な生物ばかりではありません。
身近にいる生き物でいえばアメリカザリガニや、
縁日で売っているミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)も
要注意外来生物に指定されています。

また日本にもともといる在来種であっても
地域が違えば遺伝情報などは少しずつ異なっています。
旅行先など離れた地域で捕まえた生き物を自宅近くで離すことも、
しないようにしてくださいね。

生き物を飼育する際は、必ず最後まで面倒を見ることが大切です。
そのためにも、飼いたいなと思ったら
まずその生き物のことを家族みんなで調べてみる、
そんなことから始めてみてはいかがでしょうか。

ゴールデンウィークも終わり、気温が上昇してきましたね。
紫外線は強いですが、心地よい陽気に誘われて
いろいろな場所へ出かけられる方も多いと思います。
しかし、暖かくなると活動的になるのは人間だけではありません。
そう、虫たちも一気に活動を始めるのです。

今月に入り、西日本で人間の患者さんの
「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」発症例、死亡例が
相次いで確認されました。
この病気は、現時点では人間のみ発症が確認されているもので
マダニにかまれることで発症するウイルス感染症です。
最善の予防法は、「マダニにかまれないようにすること」。
マダニは公園や河原の草むらなど思った以上に身近に生息しています。
足や腕などできる限り肌の露出を少なくすることを心がけてください。

そして、わんちゃんやねこちゃんも
マダニやノミで深刻な健康被害を受けることがあります。
マダニであれば大量寄生による貧血や犬バベシア症など、
ノミであればノミアレルギー性皮膚炎や
瓜実条虫(うりざねじょうちゅう)という消化管内寄生虫の媒介などです。
服や靴で皮膚をおおうことができないわんちゃんねこちゃんには、
定期的なマダニ・ノミ駆除薬の使用が効果的です。

長屋動物医療センターでは、
・1ヵ月に1回背中にたらすスポットオンタイプ、
・1回の内服で3ヶ月間効果が持続するチュアブルタイプ
などを取り扱っています。

快適な生活のための寄生虫対策は、まず予防から!
お気軽にご相談ください。