時期的にお休みの動物病院さんが多かったためか、
新規あるいはお久しぶりの方がたくさんご来院された年末年始でした。
状況に応じて、いつも通院されている動物病院さんへ
診察内容の報告もさせていただきました。

さて、名古屋は14、15、16日と、三日連続で雪が積もりました。
この寒い時期に悪化しやすい病気の一つに、甲状腺機能低下症があります。
中~高年齢の犬で発症することが多い、ホルモンの病気(内分泌疾患)です。

甲状腺ホルモンは、のどにある甲状腺から分泌されるホルモンです。
この甲状腺ホルモンが十分に分泌されなくなり、
不足することで様々な症状を引き起こすのが甲状腺機能低下症です。
甲状腺ホルモンは細胞とエネルギーの代謝を調節するホルモンで、
簡単に言えば細胞を生まれ変わらせエネルギーを作らせる働きをしています。
そのため足りなくなると動きが鈍くなる、元気がなくなる、
運動を嫌がる、毛が薄くなるなどの症状が出るようになります。
特に寒い冬は甲状腺ホルモンがたくさん必要になるため、症状が悪化しやすいのです。
検査で甲状腺機能低下症と確定できた場合は、
甲状腺ホルモンのお薬を毎日飲むことで症状が良くなることが期待できます。

うちのわんちゃん寒さに弱くなったなー、と思われたら一度検査を考えてみてくださいね。