コラム

Column

 

【名古屋の犬猫病院】子猫のワクチン~健康のために予防接種を受けましょう~

こんにちは。
名古屋市天白区大根町の動物病院「長屋動物医療センター」です。
 
子猫をおうちに迎えたら、まずは予防接種を受けましょう。
完全な室内飼育の場合であっても、感染症にかかる可能性はゼロではありません。
猫の予防接種は法律で必須とは定められていませんが、予防接種により防げる病気があります。
母乳で育っていない猫や体力が十分ではない子猫にとって、抗体を身につけることはとても重要です。
 
今回は、猫にとって大切なワクチンについて解説します。
 
 

猫のワクチンの基礎知識

猫のワクチンには、抗体の数によっていくつか種類があります。
必ず打っておきたいのがコアワクチンと呼ばれる、下記の3種の感染症を防ぐためのワクチンです。

【コアワクチンに含まれる抗体】
・猫汎白血球減少症ワクチン
・猫ウイルス性鼻気管炎ワクチン
・猫カリシウイルス感染症ワクチン

上記の病気は、特に子猫の場合は、重症化・死亡する可能性が高い病気ですが、ワクチンを打つことで病気のリスクを軽減できます。
最低限、上記3種を混合したワクチンの接種は猫のために必要です。
上記3種に、以下のものを加えたワクチンもあります。

・【4種】3種に加えて猫白血病ウイルス感染症ワクチン
・【5種】4種に加えて猫クラミジア感染症ワクチン
・【6種】5種に加えて2株目の猫カリシウイルス感染症ワクチン
・【7種】6種に加えて3株目の猫カリシウイルス感染症ワクチン

どの混合ワクチンを接種すべきなのか、獣医師と相談して決めましょう。


(参照:農林水産省|20その他予防接種の種類-その他予防注射種類コードF12/F19) >

 

子猫のワクチンは何回打つの?

子猫のワクチンは、どの時期に、どれくらいの頻度で打てばよいのでしょうか。
 
子猫が母親からもらった免疫は、生後2〜3ヶ月で失われてしまうので、そのころに最初のワクチン接種をします。
2回目と3回目は、それぞれの接種から約3週間後に接種するのが一般的です。
さらに、その半年〜1年後に4回目となる追加接種を行います。
計画的に続けて接種をすることで、ワクチンによる免疫を強化していくことが可能です。
 
その後の接種頻度は、猫の飼育環境によって異なりますので、動物病院と相談しながら接種のスケジュールを決めましょう。
 
猫を迎えた時期によってもワクチン接種の時期や頻度は変わってきます。
まずは、健康状態のチェックも含め、動物病院で相談しましょう。

 
 

愛猫の予防接種は名古屋の長屋動物医療センターへ

猫のワクチンについて、どの種類を打つのか、どのようなスケジュールで打つのかは獣医師と相談して決めていくことが重要です。
 
猫のワクチン接種は名古屋市天白区大根町の動物病院「長屋動物医療センター」におまかせください。
ワクチン接種には副反応の可能性もあるため、接種後はしばらく安静にする必要があります。
長屋動物医療センターは年中無休で診療しておりますので、急な体調の変化が起こった場合にも安心です。
猫のワクチン接種から日常のケア、気になる病気や症状など、お気軽にご相談ください。
 


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