AI機能が搭載された
1.5T MRI設備

当院のMRI・CT検査は、国内有数の検査数を誇り、
精度の高い検査と診断によって飼い主さまからのご信頼を得てまいりました。
現在、当院はAIを搭載する最新の1.5T MRIを導入し、
無麻酔または鎮静下での検査が可能です。
読影および治療のアドバイスおよび協力を以下の先生方にお願いしております。
藤田医科大学医学部脳神経外科 長谷川光広教授
大阪府立大学特任講師 獣医CT・MRI研究会会長 嶋崎等先生
安部どうぶつ脳神経外科クリニック 安部欣博先生
戸田動物病院 院長 戸田州信先生
日本獣医生命科学大学獣医外科学研究室 原田恭治准教授
近畿動物医療研修センター 山本竜平先生、中村晃三先生
日本獣医生命科学大学 鈴木周二先生
ミズーリ州立大学動物医療センター及び大学病院の専門の先生方
検査ご希望の方は、予約が必要となります。予約受付は9:00~20:00までいつでもOKです。かかりつけの病院がある場合は、かかりつけの先生の紹介が必要です。
検査・治療・手術依頼書
CT・MRI検査依頼書ダウンロード
CT・MRI検査依頼書ダウンロード
MRI検査とは
MRI検査とは、X線撮影やCTのようにX線を使うことなく、その代わりに磁石と電波を使い体内の状態を断面像として描写する検査です。
特に脳(脳腫瘍、水頭症、脳炎など)や脊髄疾患(椎間板ヘルニア、脊髄腫瘍、脊髄炎など)の早期発見、予防に圧倒的な能力を持っています。
MRI検査では、骨の影響を受けないので、CTでは写せない小さな病変などもはっきりとらえることができます。
MRI検査の方法
MRI検査は麻酔下にて検査を行います。
状態により、無麻酔沈静下でも可能な場合があります。
MRI検査の流れ
予約 |
MRI検査は予約が必要です。 他院に通院中の方は、かかりつけ病院の紹介が必要です。 |
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来院 |
担当獣医師からの検診のご説明、問診などがございます。 必ず絶食(飲水は可)の上、午前中の来院となります。一旦お預かりし、検査後にお迎えに来ていただきます。 |
検査 |
MRI検査前に一般身体検査、血液検査など必要な検査を行います。(かかりつけ病院にてすでに済んでいる場合は省略することもあります) 検査は苦痛をともないませんが、撮影には動きを制限する必要がありますので全身麻酔をかけた後(状態により無麻酔沈静下で行う場合もあります)、MRI検査を行います。 検査の目的によって造影剤を使用する場合があります。 |
お迎え |
ほとんどの場合、当日のお迎えになります。 (麻酔の導入・覚醒の状態によりお返しまでの時間が異なります。) |
検査結果 |
お迎えの際に簡単にご説明し、検査結果が出ましたらご報告いたします。 |
こんな時にはMRIで検査を
前足、後ろ足とも動かない
足を引きずるなど歩き方に異常がある
ふらつきや痛がる様子がある
けいれんや意識障害が繰り返し起きる(てんかん発作)
一方向にぐるぐる回る
落ち着きがない、攻撃的になるなど行動に異常がみられる
首をかしげるように頭が斜めになっている
眼球が小刻みに揺れている
交通事故等による意識障害、麻痺、痙攣など
など心当たりや不安があれば当院までご相談ください。

AI機能搭載の1.5T MRI設備のご紹介(Canon社製)
高精度、高速化した検査で動物たちに安心とやさしさを
AIが搭載されたことで、撮影時間の高速化とこれまでにない高画質を実現。MRIによる検査時間が、最短数分で可能になりました。検査時間が大幅に短縮されるため、動物たちの負担も軽減されます。

◆撮影室
◆操作室
当院のMRI設備の特徴

当院では最新のAI機能搭載1.5T MRI設備が導入されています。
高精度な検査と検査時間の短縮で、動物たちの負担軽減に努めています。
MRI装置はその特性から画像撮影中に大きな音が発生します。しかし、新たに導入したMRI装置は、画像撮影中の騒音を従来の装置に比べて99%も低減。そのため快適性が増して、大きな音に敏感な動物たちを不必要におびえさせることがありません。
新たに導入したMRI装置は、造影剤を使用せずに、頭部や心臓、肺など全身に巡る血管の様子を詳細にとらえることができます。動物たちの身体に負担をかけない安全性の高いMRI検査を行うことができます。
AI搭載のMRI検査で見える病気
MRI検査は、身体の内部の様子を画像化する検査です。脳や脊髄の疾患の検査に適しています。